高卒の就活

2023.01.31

【高卒・就活】高卒で「IT業界(情報通信業界)」を狙う!ために知っておくべきこととは?

【高卒・就活】高卒で「IT業界(情報通信業界)」を狙う!ために知っておくべきこととは?

目次

「高校卒業」の肩書で、これから就職活動を始めよう!と考えている方にとって、現在「最も人気のある選択肢」となっているのは、おそらく「IT業界」ではないでしょうか?

人気の理由は、これからも大きく変化していく社会の中で、継続して「必要とされる立場・仕事」であると言われているためですが、ひとつに「IT業界の仕事」と言っても、職種や業態などは幅広く、さまざまな仕事や必要な技術・スキル、有効な資格などが複雑に絡み合っているため、きちんと把握している人が少ない、というのが現状でしょう。

テーマである「高卒で『IT業界』を狙うために知っておくべきこと」を中心に、前述の「IT業界におけるさまざまな職種・業態」はもちろん、より有利に就職活動を行うためのコツ、注意すべき点などのお話を、例を挙げて詳しく解説していきます。


「なぜ高卒者はIT業界を目指すのか?」について詳しく知っておこう

 

お話を進める上で、まずお話しておきたいのが「高卒者がこぞってIT業界を目指す理由」についてです。

 その答えは、もちろん「目指す人によって異なるもの」ではありますが、一般的には「IT業界全体で、まだ歴史が浅いこともあり、いわゆる『学歴フィルター』の影響が少ない」と言われているため、そのような条件面が、より条件の良い仕事を求める「高卒者」の考えと合致しているから、とも考えられます。

 なおかつ、この業界における「成功者」の存在にしても、他の業界より「若い世代の人」が多く、古くからある「年功序列」的な思想とは相反する「合理的で、実力主義な考え方」を全面に押し出している方が目立つ結果になっています。

 そして「IT業界」の根幹にあるのは「パソコンやソフトウェアなど、プログラムやシステムに沿って動作するもの」であり、それらに適切な業務・動作を行わせるためには「上司の権威」よりも「確実な命令・プログラム」であるため、必然的に「合理的・実力主義」へと進みやすい背景が存在します。

 このような点を踏まえれば、高卒者からの絶大な人気もうなずけることですが、この人気にはもうひとつ「忘れてはいけない側面」もあるようです。

 その「側面」とは、今後あらゆる分野で「IT業界が持つスキル・技術が必要とされる」ため、高卒者の多くが、将来的にキャリアアップを伴うことで「長く稼いでいける」などの考えを抱いているから、というものでしょう。

 現在、就活や転職を考えている世代の多くは「物心ついた時から、身近にパソコンやインターネットが『当たり前のように存在していた』世代」である、ということを前提に考えれば、例え「高卒者」でなくても「IT業界」を目指す人はこれからも増えていくはずです。

 

例え「IT業界」であっても「一般的な職種」も存在する?

 ただ、これらのような「IT業界に属する企業・会社」であっても、一般的な「企業・会社」である以上は「営業職・事務職・経理職」など「一般的な職種」も存在しています。

 もちろん、このような職種であっても、立派に「IT業界の一部」であることには変わりないのですが、実際にこれらの職種を狙う上では「IT業界での一般職には、ある程度の『IT的な知識』が要求されることも多い」という点に注意すべきでしょう。

 

下記に「IT業界内の一般的な職種に必要とされる知識」をまとめてみました。

 

【IT業界内の一般的な職種に必要とされる知識の実例】

 

【営業職の場合】

・営業を行う製品、サービスに関係する知識や、技術が必要となる

 

【事務職の場合】

・資料制作などに使用するソフトウェアのスキル・知識が必要になる

 

【経理職の場合】

・「電子決済システム」などに関するスキルや知識が必要となる場合もある

 

【広報など】

・インターネット関連やホームページ、SNS等に関するスキル・知識が、ほぼ必須になる

 

確かに「IT業界の企業・会社に属している『事務職』の方が、まったくパソコンや、いわゆる『オフィス系ソフトウェア(※注1)』を使えない」ということは想像しにくいはずですし、逆に「IT業界」に属しているからこそ、周りの人たちにもそのような考えが浮かびやすくなる、と思う方であれば、自ら進んで勉強したり、スキルを身に着けたりするはずです。

 

※注1:オフィス系ソフトウェアとは、企業や職場などで使用される機能を持った、マイクロソフト社の「Office」ソフトウェアシリーズ製品、または同等の機能を持った互換ソフトウェアのこと。代表的なものに表計算ソフト「エクセル」やテキストエディターの「ワード」などがある。

 

高卒から「IT業界」への就職活動を成功させるコツ

 続いて、知りたい人もきっと多いはずの「高卒から『IT業界』への就職活動を成功させるコツ」について詳しく解説していきましょう。

 

こちらも、以下にまとめてありますので、まずはご一読ください。

 

高卒から「IT業界」への就職活動を成功させるコツ】

 

・自分が目指す「業態・職種」の種類を絞り込み、その業務に必須となるプログラミング言語やスキル・知識を積極的に身に着ける

・これまで経験してきた「趣味」や「部活動」と近い職種、または関連性の深い職種を狙う

・前述したような「IT業界における一般職」に、優先して狙いを定める

・早い段階で「自分が就きたい職種」に必要な資格を所得する

(同じ高卒者に対しての「競争力」を得る)

・他の業界の求人に採用される可能性があれば、一時的に「就職」し、業務をこなしながら「狙っていた業界に必須となる知識・スキル」を身に着け、時期を待って「転職」する

 もちろん、ここで紹介した他にもさまざまな「コツ」が存在していますが、今後「IT業界で必要とされるスキルや知識」は、幅広い分野で有効となっていく可能性が高いと考えられていますので、時間はかかりますが最後の項目のような方法も、最終的に「近道」となる場合があるかもしれません。

 

実際に「IT業界」を目指す前に、注意するべきこととは?

 

最後は「実際に『IT業界』を目指す前に、注意すべきこと」について、解説していきます。

 

・「IT業界の仕事」は「実力主義」の傾向が強く、仕事に対する熱意よりも「スキルや知識の有無、実績」によって判断されがちである

 

前述したように「IT業界」では、学歴よりも「スキルや知識、実績」が重視される分野であるため、例え「高卒者」であっても、条件面で有利な立場となる可能性は十分にあります。

 しかし「合理的・実力主義という面が強い」ということは、それだけ「情け容赦ない判断が下されやすい」ということになりますので、簡単に採用までこぎつけられないケースもまた多くなることでしょう。

 

 ・「専門性が高い業界」であり、転職やキャリアアップの道が険しい

 

「IT業界」が、というよりも「IT業界の職種」は、他に比べ「専門性が高い職種」であると言えます。

 そのため、将来的な他業界への転職や、仮に同じ業界内であってもキャリアアップの道はかなり険しくなることが予想されます。

 ですので、この辺りのことも判断基準に加えた上で、もう一度「IT業界を目指す必要性」を十分に考えてから、就職活動を進めると良いでしょう。

 

「IT業界(情報通信業界)」を狙う前に、まずはROGCHECK(ログチェック)で「適性診断」を!

 今回は「高卒でIT業界(情報通信業界)を狙う」ために知っておきたいことや、成功させるためのコツ、注意すべき点などについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

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ログキャリ編集部

記事を書いた人

ログキャリ編集部

株式会社ログシーが運営する『ログキャリ』編集チームです。

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