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昨今では、就活・転職の現場でインターネットやホームページ上から、さまざまな「支援サービス」を受けたり、利用することが一般的な流れとなりましたが、こうしたサービスの中には「自己分析ツール」というジャンルに属するものもあります。
これら「自己分析ツール」のほとんどは、上手に利用することで自身の「自己分析」をサポートしてくれるものとなっていますが、中には分析の精度が低かったり根拠の薄いものなど、信用に値しないツールもあるようです。
テーマとなる「自己分析ツール」を中心に「ツール」そのものに関する知識や利用するメリット・デメリット、その結果を自身の「自己分析」に応用するコツなど、気になるポイントを詳しく解説します。
「自己分析ツール」について、理解を深めよう!
まずは、聞き覚えのない方も少なくない「自己分析ツール」とはどんなものなのか、詳しく解説していきましょう。
実は、この「自己分析ツール」という一見「アカデミックな響き」とは異なり、キチンとした「定義」が定まっていない用語のひとつなのです。
この言葉が、どのようなものを指しているのか「自己分析ツール」を紹介するサイトや記事などから判断すると、以下のようになります。
・広義では、就活における「自己分析」を支援するための「診断」や「テスト」を指している
・狭義では、無料でできるものやインターネット上だけ、またはアプリで完結する「診断」や「テスト」を指している
・中には、企業や専門的な機関が制作、実施している「適性検査」のような「具体的な裏付け、根拠」が存在する、精度の高いものもある
・逆に、単なる「性格診断・テスト」の域を出ないような「具体的な裏付け・根拠に乏しい」ものもある
・ほとんどの「自己分析ツール」は「就職、転職支援サイト」や、企業が運営する「求人サイト」が運営している場合が多い
この内容を踏まえると、ログキャリで展開している、無料で受けられる「適性診断」であるROGCHECK(ログチェック)も、これら「自己分析ツール」のひとつであると言えますね。
もちろん、中には「自己分析ツール」でありながら、有料サービスであったり、回答書、もしくは診断結果を郵送する必要があるサービスもありますが、基本的にはそういう場合も「自己分析ツール」の範疇(はんちゅう)に含まれると考えて良いでしょう。
「自己分析ツール」を利用するメリットとは?
続いては、この「自己分析ツール」を利用するメリットについてご紹介していきましょう。
簡単にまとめると、以下のようになります。
【「自己分析ツール」を利用するメリット】
・自分一人では気がつかなかった性格や適性を知ることができる
・忙しい中でも、手軽に利用できるものが多い
・「ツール」を運営する「就活・求人サイト」から、就活に有利な情報などを得られる
・さまざまな「自己分析ツール」を併用することで、各ツールの「良い部分」を参考にすることができ、より広範囲の結果を得られる
この他にも、利用するメリットは多数ありますが、オススメしておきたいのは、最後の項目にある「さまざまな『自己分析ツール』を併用する」という利用法です。
「自己分析ツール」には手軽に使える無料のものも多く、ひとつで広い範囲の診断が可能というより、それぞれ「得意分野」が存在しがちになるのですが、この方法であれば、各ツールの弱点をカバーし、あまり費用や時間をかけずに、広範囲の診断も可能になるでしょう。
安易に「自己分析ツール」に頼りすぎるのも良くない?
このように、非常に便利な「自己分析ツール」は、就活や転職の現場において、すでに「一般的なもの」となっており、より手軽に利用できるものも増えています。
しかし、これら「自己分析ツール」を利用する上で、注意すべき点と言えば「安易に『自己分析ツール』に頼りすぎない」という所が、真っ先に挙げられるでしょう。
その理由を以下にまとめましたので、まずはチェックしていきましょう。
【安易に「自己分析ツール」に頼りすぎない方が良い理由】
・ツールによる「分析結果」を自分で消化しないままで、自身の「自己分析」制作を進めてしまう恐れがある
・ツールによる「分析結果」を、自身で把握していなければ、面接などで企業や採用担当者に質問された場合、満足の行く回答ができない恐れがある
・さまざまなツールを利用しすぎて、自身で制作した「自己分析」の内容や、本人の「人となり」と整合性が取れず、見る人の「違和感」を高めてしまう
・ツールの利用が当たり前になりすぎて「自身で自己分析を行う」という「大前提」が崩れ、説得力に欠ける
就活・転職の現場だけでなく、他の分野でも有り得る話ではありますが、このような「ツール」の利用によって「自分自身で答えを導き出す」という、ある意味「自己分析の本質から外れた結果」だけが残る場合もあるでしょう。
もうひとつ、注意するべき点としては、こちらも「本末転倒」な例となりますが「ツールによる分析結果にまどわされて、最終的な『自己分析』が混沌(こんとん)としたものになってしまったり、自分で自分がわからなくなってしまったり」というケースです。
やはり、ここで必要とされているのは「自己分析」なのですから、基本的に「ツールではなく、あなた自身が自分を分析する」ことが必要になると考えられます。
「自己分析ツール」は過信せず「サブ的に利用する」のがベスト?
最後は、テーマである「自己分析ツール」を「過信せず」に、いわば「サブ的に利用する」という「コツ」について解説していきます。
自分では考えも及ばない範囲から、これまで知らなかった自分を知ることも可能にしてくれる「自己分析ツール」ですが、前述の通り、デメリットもそれなりに存在しています。
では、どのような距離感で、これら「自己分析ツール」を利用すれば良いのでしょうか?
コツとしては「自己分析」を制作する際に、中心となるデータや考え方は「あなた自身が感じたことや、これまでの経験をベースにする」方を優先し、より細かな部分の肉付けや、補足などに対して「自己分析ツールの結果を利用する」と、良い結果につながりやすくなるでしょう。
要は「自己分析ツールは、あくまで『サブ的』に利用するもの」と、割り切ってしまうようにするのです。
なぜなら「自分自身が感じたことや、これまでの経験をベースにして、自己分析を構築した」場合、面接の席や採用担当者から内容について質問された場合も「自分の言葉で返答できる」ためです。
「ツール(道具)」は「便利に使ってこそ、良いツール」となります。
初めから「ツールありき」ではなく、自分の導き出した答えを「補佐するため」に利用していきましょう。
「自己分析」がはかどる?「ツール」の他にもログキャリの「適性診断」がオススメ!
今回は、就活・転職の現場で注目している方も多い「自己分析ツール」をテーマに、どんなメリット・デメリットが存在するのか?やその精度、上手く利用するコツなどをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
その名の通り「自己分析に不可欠なツール」と思いきや、回答がわかりにくいものや、単なる「性格テスト」程度の精度しかないものなど、過信は禁物なツールなども市場に出回っているので、その良し悪しは、自分自身で見極める必要があるでしょう。
ただし「確実に自己分析に役立つツール」を探しているあなたにおすすめするのが、前述した、ログキャリで誰でも無料で受けられるROGCHECK(ログチェック)という「適性診断」です。
回答が理解しやすいと好評のROGCHECK(ログチェック)と、これまでの「インターンシップ」の経験が合わされば、より精度の高い「自己分析」にも役立ちますが、その他にも、ログキャリでは、就活・転職のプロが親身になってしっかりとサポートする『就活サポート』などのご登録もできちゃいます。
ぜひ、皆さんの就職活動のために、めいっぱいログキャリを活用してくださいね。