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就職活動の現場では、より多くの企業や採用担当者から「資格の有無」によって、思いもよらない注目を集めることがあります。
もちろん、その業界で長く活躍している人や、その分野に対して広い知識を持っている人でなければ取得できないような資格も多くありますが、その反面取得難易度が比較的低く、多くの人から「取得しやすい」と言われている資格も存在しています。
テーマである「高卒の就活で有利になる資格」に関して、その種類や、資格を持っているとより活躍しやすくなる職種や業態などのお話を、例を挙げて詳しく解説していきます。
「高卒」自体がすでに「資格取得者」だという事実
お話を進める上で、まずお話しておきたいのが、実は「高卒者」の時点で「立派な資格を保持している」という事実についてです。
この資格の名称は「高等学校卒業資格」というもので、この資格を持っていると、社会的な公の場において「高校卒業者としての地位を与えられる」ようになります。
この資格の魅力は「高卒者の時点で資格取得率100%となる」という他ではありえない取得率の高さになります。
もうひとつ、さすがに「100%」という水準には届きませんが、高校卒業のタイミングで取得する人も多い「普通自動車運転免許」も、社会的に「車を運転できる」という技術や「交通ルール・法規」に関する知識を得ているとみなされる点で「社会的に広く立場が認められる資格」といえます。
人によりますが、この時点ですでに「2つも資格を持っている」と「肯定的に感じられる人」であれば、この先の「高卒での就活」にもあまり不安感を感じることはないかもしれません。
他にも、これらの資格のように「社会的に一定水準の立場にあると認められる」ものではありますが、その存在が広く知られていない資格に「一般教養力検定」があります。
こちらの資格を簡単に説明すると「高校生以上を対象としており、一般的な知識や判断力があることを公に証明する資格」のことです。
特に「公務員」を目指している方にとっては、非常に重要な資格となっていますので、前述の2つを取得した後に、さらに就活で有利になる資格を求めている方は、取得を検討してみると良いでしょう。
「高卒者」が取得しやすい資格とは?
前述の「一般教養力検定」では「高校生以上を対象としている」という条件がありましたが、このような「高卒者であれば検定試験を受けられる」ものではなく「高卒者が取得しやすい=取得難易度が低い」には、どんなものがあるのでしょうか?
いくつか例を挙げると、以下のようになります。
・普通自動車運転免許
・パソコン検定
(ワードやエクセルなど、基本的な操作が問われる)
・英語検定
(準一級・高校生レベルの読み・書き・発音が問われる)
・ファイナンシャルプランナー
(3級受験には実務経験不要)
・医療事務認定実務者
(独学でも受験可能であり、受験資格は特にない)
これらの資格は全て「実務経験不要」となっているため、「高卒者」にとってはありがたいものですが、最後の2つの項目に関しては「実務経験を経て、将来的により上位の資格取得も可能」という面からも、メリットが大きいものとなっています。
逆に「高卒者でも受験・取得は可能だが、取得難易度が高い資格」としては、以下のような資格があります。
・宅建士
(基本的に不動産業界で有効な資格だが、他業種でも資格取得への努力が認められることもある・国家資格)
・医療事務
(無資格でも業務は可能だが就職で有利・民間資格)
・簿記
(2級以上はやや難しいと言われている・公的資格)
・ファイナンシャルプランナー
(3級からステップアップすれば実務経験なしで受験可能・国家資格)
・通関士
(税関やそれに関わる職務が可能になる資格・宅建よりも合格率は低め・国家資格)
もちろん、資格取得までの道のりはハードですが、ほとんどが国家資格であるため、就活の際には非常に有利となるでしょう。
資格を取ればこんな仕事もできる?オススメの業種・職種
取得難易度の高い資格は「大卒者」であっても取得困難なものがある中で、国家資格でありながら難易度が比較的低いものもあり、迷う方が多い話はよく耳にするところです。
続いては「高卒者が狙いたい、資格取得で可能、または有利になる業種・職種」をいくつかご紹介します。
【業種・業界】
・不動産業・業界
(宅建士やファイナンシャルプランナーも多い)
・建築、建設業・業界
(土木施工管理技士をはじめ、国家資格が多数ある)
・運輸、物流業、業界
(普通自動車免許や、それ以上の車両を運転できる免許が必要に)
・IT業界
(難易度が高い資格が多いが、取得すれば就活や転職でかなり有利に)
【職種】
・事務職(簿記・パソコン検定 など)
・医療事務(近年人気が高まっている)
・公務員
(公務員試験合格や業務によって異なる国家資格取得が必要)
ここで紹介した他にもさまざまな「具体例」がありますが、オススメできるやり方としては「有利になる資格取得をサポートしてくれる、各種スクールを調べてみたり、受講を検討してみる」という手法です。
より具体的な内容を学習できたり、過去問題から試験で出題される設問と非常に近い演習問題を提供してもらえたりするなど、そのメリットは大きいものですので、就活に行き詰まりを感じたら、積極的に利用してみるのも良いでしょう。
「高卒だからこそ」就活で有利になる資格や、資格取得で活躍しやすい分野を知っておこう!
最後は「高卒者だからこそ、資格の存在や、資格取得で活躍しやすい業種・分野」について、解説していきます。
まずはその理由ですが、こちらはごくごくシンプルな一文をご紹介しましょう。
・資格取得によって「大卒者」よりも就活の現場で有利になる可能性がある
過去の記事でもいくつかご紹介していますが、就活の現場において「大卒者は有利な立場にいる」と、多くの人が認めています。
より「一般的な教養と判断力を持ち、場合によっては専門的な技術や知識を兼ね備えている大卒者」は、近年「新卒」だけでなく「第二新卒」などのカテゴリーが出てきていることからもわかるように、多くの企業や採用担当者が求めている人材、だと言えるでしょう。
しかし、このような現状を改善するために「高卒者ができること」は限られていますが、そんな中でも「大卒者の有利さを上回る可能性の高い選択肢」が、今回の「資格取得」である、とも言えるのです。
言葉では簡単に見えますが、その道のりは非常に困難なものであり、そう考えると、なかなかやる気の出ない方もきっといるでしょう。
だからこそ、まずは「資格そのものについてや、資格取得で有利になる業種・職種などを色々調べる所から始めてみる」のはいかがでしょうか?
本記事がその「きっかけ」となれば幸いです。
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今回は「高卒での就活で有利になる資格」の種類や、「高卒者というメリットが生かしやすい職種・業種」についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
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